休日の朝

休日の前の晩からはあんまり時計を見ずに
自分だけの時間の中で過ごします。

早寝早起きの私にとってはずいぶん遅い時間に寝ていると思います。
(*v_v*)zzZ

朝、意識がうつらうつら覚めてくると
窓から入る眩しい朝陽がまぶたをつつ抜けて
目の奥まで入ってきます。
そしてすぐそばの電線か木に留まっている鳥の声が体と空間に響き渡って
ますます意識がはっきりしてきます。
鳴き声は再現できないけど
「起きようよ起きようよ！」って聞こえたので、
あ～、た～っぷり寝た～(´∀｀)、
こりゃ大寝坊だな、と
ゆっくり起きて時計を見たら
いつも起きるのと変わらない時間でした。

ちょっと得した気分でいつもと違う部屋着の夏のワンピースに着替え
昨晩砂糖をまぶしておいたイチゴを煮ました。
朝一番からジャム作り。
台所に入ってくる朝陽を浴びながらの作業はなんとも清々しい。

丁寧に丁寧に鍋に浮かぶアクをとりながら
イチゴに集中し煮詰め具合を見定めていきます。
緊張と喜びが入り混じる特別なひととき。

煮詰まってくるイチゴを見ながら、
ちょうどよいところで火を止めます。
重ねた経験と失敗から体が覚えた記憶で
タイミングを計ります。
でもどんなに体が覚えていても、考えごとをしたり気が散ったりして
イチゴから気が離れると失敗してしまいます。

今朝は妙に静かな心で作ることができたので
失敗せずに出来上がりました。

私はイチゴをつぶさないのが好きなので
きれいなルビー色のシロップができます。

ちぎったパンをこのできたての温かいシロップに浸して食べると
おいしくて身震いがします(＊≧∇≦*)！

今日は、バニラビーンズ入りのと
シナモンスティック入りの二種類のイチゴジャムができました。

さぁ、今日も新しい１日が始まる！

さとう